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Raining

あとがき 2003.9

「短編」と自称しながら結構書き上げるのに時間がかかりました。
なぜに短編と称したのは、以前にノートに落書きのように漫画で書いていたこの物語が、
20ページ程で終わっていたからです。20P=短編だろう、と始めて見たら長くかかりました。
書いてみて思ったこと、短編ってむずかしい。

この話はもう、かなり昔に思いついていた物語です。
作中、携帯電話が出てこない(出さなくてもいいんですが)ところを見ると、
私が携帯をもっていない時代に考えていた、ということでもう・・・5・・・6年前。。
CoccoのCDアルバム「クムイウタ」を聴いていた頃思いつきました。
そのアルバムに、この作品のタイトルにもなった「Raining」という曲がありまして、
その曲からイメージされた物語がきっかけです。

『教室で 誰かが 笑っていた それはとても 晴れた日で』

歌詞中にこういうフレーズがあって、それが印象に残ってました。
そこから色々考えていたら、こういう話になったの次第であります。
CoccoのHPにゆけば「Raining」の視聴&歌詞が読めます。

あと、軍隊の階級・・・とかに私は疎いのでその手のHPをウロウロしながら
作中人物の位を決めてました。アメリカの軍隊呼称を真似させてもらいました。
レインには 「准尉」という位をつけようかと思いましたが、呼び方がしっくりこず、
2ランクUPして 最後は「少尉」に持って行きました。
階級表を見ると結構上な立場になっているようです(オイ)。
レインは昇進しすぎですね。

 

□壁画について。。

これについて、一筆添えとにゃぁ・・・と思いつつ、すっかり忘れてたました。補足。
この話のシチュエーションとして、「壁画発掘」という変わった状況が舞台になっています。
なぜ壁画??だったっけ・・・?
   (あとがきにも書いてますが、もう数年前に作った話なので 自分でも意図が思い出せない)

と思い返してみれば、一つの絵を思い出しました。たしか、歴史の教科書の最初の方にのっていた写真。
洞窟の中に描かれていた絵。それを、なんとなくこの話のモトとさせてもらっているような気がします。

なんだっけ?あの壁画。あああ、有名なはず・・・

んで、探したらGoogleがすぐに見つけてくれました。
場所はフランス、ラスコーという地名。かの有名な 「ラスコーの壁画」です。
牛や馬の群れを描いたもので、洞窟内にかかれてます。

実際の画像をみたら、意外と記憶と現物は違いました。
私はもっと抽象的な絵だった記憶があったんですが、実はリアルな描き方をしておりました。
社会の教科書を持っているひとは見てみてもいいかも・・・(私はすでに持ってません。)

 

参考:http://www.saitama-kenpaku.com/jinrui/special/number/10_J/factor05_02.htm 人類博物館
    (実際の「ラスコーの壁画」がみれます。)

 

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